レポート

「令和5年度 九州大学×welzo 共同研究年次報告会」を開催いたしました

 農園芸のイノベーションカンパニーwelzo(本社:福岡県福岡市博多区/代表取締役社長 金尾佳文)は、2024年3月26日「令和5年度 九州大学×welzo 共同研究年次報告会」を開催いたしました。  当報告会は、welzo研究農場(福岡県福岡市西区今津)で九州大学とともに進めている「施設園芸におけるAIによる自動栽培システム」開発の進捗報告会です。  報告会では、九州大学大学院農学研究院農業生産システム設計学岡安教授をはじめとした各研究者から、1年間の研究成果の報告と次年度に向けた課題の発表がありました。  発表項目については以下のとおりです。

・自動栽培に適した栽培方法の確立と研究全体の進捗報告 / 尾崎剛教(welzo研究農場長) ・培地重量測定による水分動態の計測と利用 / 草水穏敬(九州大学修士課程2年 ) ・植物生育計測のためのVRの利用 / 満窪久也 (九州大学修士課程1年 ) ・計測ロボットによる植物生育情報の連続計測とAIを用いた生育特徴量の抽出と可視化 / PhamThanh Dong(九州大学博士課程3年) ・農業情報の管理・共有を一元化するwebアプリケーションの開発 / Nayeen Al Amin (九州大学博士課程1年 ) ・キュウリ植物の生理生態情報の見える化と使える化に向けて / 安武大輔(九州大学大学院准教授 ) ・データ共有サーバの運用状況及びwelzoハウス内潅水制御システムのUECS化 / 堀本正文 (九州大学博士課程2年 ) ・九大OIPとCentre for Sustainable Cooling / 原田裕一 (九州大学大学院教授 )

 その他、今後共同研究に取組むプラズマを活用した農業技術開発について、九州大学システム情報科学研究院古閑一憲教授と、同大学工学研究院田中学准教授より情報提供がありました。

尾崎農場長(welzo アグリビジネス課 課長)
尾崎農場長(welzo アグリビジネス課 課長)
岡安教授(九州大学大学院農学研究院農業生産システム設計学)
岡安教授(九州大学大学院農学研究院農業生産システム設計学)

 今後も welzo研究農場は、農場周辺地域の皆様と共生のもと産学連携を進め、施設園芸全般の作物を対象にしたスマート農業技術の開発を目指します。

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