レポート

九州大学で開催された「データ駆動型農業研究セミナー」に、登壇しました

 農園芸のイノベーションカンパニーwelzo(本社:福岡県福岡市博多区/代表取締役社長 金尾佳文)は、2024年3月28日、九州大学伊都キャンパス農学部大講義室にて開催された「データ駆動型農業研究セミナー」の「福岡県・市、企業の取組紹介」にて、『welzoが目指すデータ駆動型農業』を発表しました。

登壇者:古賀正治(welzoアグリビジネス課次長)
登壇者:古賀正治(welzoアグリビジネス課次長)

 発表では、「welzo研究農場」(福岡県福岡市西区今津)にて九州大学と共同で研究している「キュウリの自動栽培システム(50t/10a)」を対象にしたスマート農法及び資材の開発についてお話しました。  当研究農場は敷地面積約1,000坪の中にビニールハウスを5棟構え、施設内に設置した高性能カメラや各環境測定機器から得られるデータで日々作物の生育状況を評価しています。  今後は蓄積したデータをもとに植物の生育にとって最適な環境条件(温度や湿度など)や栄養条件(水や肥料など)を導き出し、最終的にはAIによる一貫した栽培管理を行うことを目的としています。農業者の減少下において生産水準が維持できる生産性の高い食料供給体制が必要です。そのためにもwelzoは、利便性を高め省人化かつ、生産性を向上することのできるスマート農業の確立を目指しています。  また、セミナー会場横には、実際に農場で実験中の高設栽培のデモ機を設営し、ご来場の皆様にご覧いただきました。

高設栽培デモ機
高設栽培デモ機

 今後もwelzoは、社内外のビジネスパートナーと共創し、ITやAIの技術を活用しながら、日本が直面する課題にも積極的に取り組んでいます。

研究メンバーの皆さんと
研究メンバーの皆さんと

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